発泡スチロールの捨て方・処分方法
発泡スチロールの捨て方や処分方法はコレといった、1つの決まった方法があるわけではありません。いくつかの捨て方が存在しますので、それを覚えていきましょう。まず発泡スチロールには生鮮食品のトレーとして使われる「PSP」、家電等の緩衝材として使われる「EPS」、マンションの断熱材などに使われる「XPS」の3種類があります。
家庭で出るのは主にPSPとEPSですね。PSPは基本的にサイズが小さいので自治体の指示に従ってゴミに出すのも簡単ですが、実はスーパーによっては無料でPSPを回収してくれます。スーパーなどに立ち寄った際、発泡スチロールトレーの回収ボックスを見かけたことはありませんか。あそこに入れれば無料で引き取ってもらえますしリサイクルに貢献することもできます。ゴミの回収日を待たなくていいのもメリットですね。少し多めに溜まったらスーパーで引き取ってもらうのもいいと思います。
EPSについては基本的にゴミ行きですね。市町村などで微妙に異なるようですが、50センチ以上の大型のものは粗大ゴミ、それ以下ならプラスチックゴミとなることが多いようです。つまり、50センチ以上の物も適度なサイズに割ればプラゴミとして扱ってもらえます。発泡スチロールは少し衝撃を加えれば簡単に細かくすることができるため、面倒に思うこともそうないでしょう。
プラスチックゴミ、資源ゴミを回収していない地域の場合は不燃ゴミや可燃ゴミとなることも。きちんと自分の地域の捨て方を確認しておいてください。ゴミの捨て方については各市町村のホームページで確認することができますよ。発泡スチロールのサイズが大きく、どうしても解体が難しい時には不要品回収業者に依頼する手もあります。これなら発泡スチロールを解体する必要もなく、そのままの状態で引き取ってもらうことが可能。大型家電などを購入した際は利用するのもいいと思います。
発泡スチロールの処分方法は以上のようなもの。簡単にまとめるとトレーはスーパーの回収ボックス、緩衝材は細かくしてゴミ行き、大きなものは不用品回収業者に依頼といった感じです。発泡スチロールゴミの出る頻度が多ければ、簡単に細かく出来るように発泡スチロールカッターを用意するのもひとつの手かもしれません。普通のカッターで切るよりも粉が出にくいですし、何か作りたいものがあれば発泡スチロールで工作をすることもできます。捨ててしまうよりも有効活用したほうが気分的にはいいものです。